yuuです。
今回は度々講義してきた
「文章作成の基礎講座」
のシリーズ続編として、
「文章内容に問題はないのに、読まれない・稼げない理由と解決策」
「トレンドアフィリエイターが成約型アフィリエイトで結果を出せない理由と解決策」
「効率的に文章力を上げる方法」
を、クラブメンバーの事例を踏まえながら解説していこうかなと思います。
ちなみにこのシリーズの過去のコンテンツは以下です。
また、過去の事例紹介記事は以下のカテゴリから確認できます。
→「教材実践者・コンサル事例」の記事一覧
という事で、早速いってみましょう。
クラブメンバー朝日さん(仮名)の実践事例
今回紹介するのは朝日さんというクラブメンバーで、コンサル企画に参加されたのは約1年ほど前だったかと思います。
彼が僕のコンサル企画に参加するまでの経緯については、実際に朝日さん自身から頂いたメッセージ(参加一ヶ月後の感想アンケート)をご覧頂いた方が早いので、まずはそちらを転載しますね。(※既に読んだ方は飛ばしてOKです)
■朝日さんからのメッセージ:
朝日です。
いつもお世話になっております。
この企画に参加した感想・・という事ですが、「控えめに言ってコスパも再現性も最強すぎるコンサル企画」です。
今までの自分、何やってたんだ・・とバカくさくなる程、次元が違いました。
一応簡単に私の経緯をお伝えさせて頂くと、私はyuuさんに出会う前まで、
・ユーチューブアドセンス
・トレンドアフィリエイト
の実践に励んでいました。(といっても結果はほぼ0の情弱でしたが)
私がネットビジネスに取り組み始めたのは数年前で、某有名なユーチューブ教材を購入したのがきっかけです。
当時購入した教材を参考に実践し、月数万円の利益を獲得した事で可能性を感じ、さらなる利益向上を求めて、ある方からユーチューブのコンサルティングを受ける事にしました。
コンサル料は60万円ほどと決して安くはありませんでしたが、それで結果が伸びるならすぐに元が取れるはずという算段で申し込む事にしたのです。
そしてその方の手法に沿って、教え通りに動画を作成し、ユーチューブにアップする毎日が始まりました。
本業があるので、一日2時間程の限られた時間の中で、一日あたり2本の動画を作成するのは体力的に辛い部分もありましたが、それなりに再生回数を稼ぎ出す動画を量産していました。
が!
その恩恵を受ける前に、2ヶ月目にして私のチャンネルは「垢BAN(アカウント削除)」されてしまう事になります。
詳細は省いて結論から言うと、ユーチューブの規約的にその方の手法が通用しなくなってしまったのです。(今考えれば元々グレーな手法でした)
そこそこ収益を稼いでいたチャンネルと収入源が、一瞬にしてなくなってしまった。
私はそのコンサルタントにその原因や解決策を求めましたが、そのコンサルタントは明確な答えを出してくれませんでした。
「また1から頑張りましょう」などと、のらりくらりと逃げるばかりで、「どうすれば稼ぐ事ができるのか」を教えてくれないのです。
今考えれば、そんコンサルタント自身、その手法(ユーチューブでの稼ぎ方)しか知らなくて、その手法が通用しなくなってどうすればいいのかわからなかったんだと思います。
結果から言うと、当初教材を読んで自分で実践していた時(月2万円ほど)が最高月収で、コンサルに申し込んだメリットは何一つありませんでした。
「コンサルってなんなん?」・・・名ばかりのコンサルに落胆しました。
もちろん怒りもありましたし、高額なコンサル料を捨てるのは勿体無いという感情もありましたが、私はこんな実力のないコンサルタントに使う時間と労力の方が勿体無いと思い、別のコンサルタントを探す事にしました。
同時にその時、ユーチューブで稼ぐ事の可能性に限界を感じている自分もいました。
おそらくユーチューブで順調に稼ぐ事ができても、せいぜい数十万が限界なんじゃないか。
それまでの経験から私なりに将来のビジョンが見えてしまったのです。
実写などで自分を売り出していくスタンスの動画は作れないので、どうしても一定のラインで限界がくるのを感じていたんですね。
ユーチューブは日に日に稼ぐ条件(規約)も厳しくなっていますので、余計に「テレビのような完全オリジナル動画」を作れないと安心して実践できる環境ではなくなってきているのですね。
そこで私は思い切って取り組むビジネス自体を変える事にしました。
当時、私のようなスキルも知識も実績も無い私が取り組む事ができるビジネスは、「せどり」などの転売系ビジネスか、トレンドアフィリエイトが主流とされていました。
というか、そういうスタンスで情報発信しているアフィリエイターがものすごく多かったんですね。
せどりや転売ビジネスが性に合わない事はわかっていたので、私はトレンドアフィリエイトに取り組む事にしました。
トレンドアフィリエイトなら自分のブログなので、ユーチューブのような「垢BAN(アカウント削除)」はないし、真面目に取り組めば月100万以上を目指せるだろうと思ったのです。(今もですが、トレンドアフィリエイトの実績を大々的に掲げてトレンドアフィリ系の商品販売に繋げているアフィリエイターは多いですよね)
そしてツイッターで見つけた、トレンドアフィリを教えているコンサルタントと、コンサルティング契約を結び、実際にトレンドアフィリエイトを開始する事になりました。
コンサル料は約70万円。
当時の私には相当苦しい金額でした。
でも当時の私は金銭感覚が狂っていたというか、負け(失敗)を取り戻したい心境の方が大きく、大した下調べもせずにそのコンサルタントに身を委ねてしまったのです。
そしてそこから、血のにじむような実践を繰り返していきました。
電車での出勤途中、会社の休み時間、帰宅途中、寝る前は当然、トイレしている間さえもネットからトレンドネタを追って記事ネタを探し、記事を作成・投稿する日々。
拷問でした。
ユーチューブ実践の5倍は辛かったです。
それなのに利益は月数千円ほどでした。
あまりにもキツすぎるので、2ヶ月目からは記事作成を外注化したのですが、上がってきた原稿はそのままアップできるクオリティではないので、結局自分でほぼ全てを手直ししてアップしなければならなく、結局外注費が無駄になるだけでした。
これならコンビニでアルバイトしている方がマシだと本気で思った私は、「もっと効率的に稼げるネットビジネスはないか」とネットで模索しました。
でも、スキルや知識がない前提でのビジネスモデルでなければ意味がありません。
そもそもそんなビジネスあんのか?と思っていた矢先に出会ったのがyuuさんのブログでした。
yuuさんのブログでは、私のようにスキルや知識のない初心者が結果を出している事例が沢山紹介されていました。(それでもごく一部とのことですが)
しかもそのブログでは私が取り組んでいたトレンドアフィリの「労力対効果の低さ」も指摘していて、ほとんどのアフィリエイターが推奨しているトレンドアフィリをめちゃくちゃ否定されていたんです。
その上でyuuさんが推奨していたのが、DRMを駆使した情報発信ビジネスであり、そのDRM戦略によって初心者が続々と結果を出している事例が公開されていたのですね。
そんなyuuさんのブログを読んで「こ、これだ・・」と、まさに私が追い求めていた答えがそこにあったような気がしました。
勿論、それまでいいだけ騙されて、失敗してきた経験から「本当に信用していいんだろうか」という感情もありました。
ただ、ブログの記事の質は今まで見てきたブログとは比べものにならない程、全て納得できる事しか書いておらず、説得力と信用性が真逆レベルで違ったので、「もうこの人でダメなら諦めよう」という背水の陣でコンサル企画の応募フォームに登録しました。
そこから2ヶ月ほど経っても案内が来ないので、私はyuuさんに直接メールしました。
そのメールに私の過去の経緯や失敗談なども長文に渡って書いてしまったのですが、その返信の対応の早さと内容の質には驚かされました。
なんとコンサル生でもない私などのために、長文メールの数倍のボリュームの回答が数時間後に送られてきたのです。
私はコンサルタントとしての人間性の面からも、「絶対にこの企画に参加する!」と決意してコンサル企画の再開を待ちました。
ほどなくして募集が開始され、私はオファー公開の2分後には決済を完了させていました。
まず参加して驚いたのは、圧倒的な教材ノウハウの質とボリュームです。
yuuさんの教材の質に関しては、たくさんの他のクラブメンバーの方がこのアンケートに記入しているので私からは割愛させて頂きますが、一言で言うと「この教材だけでも(コンサルがなくても)結果が出せるくらいの質」です。
なぜなら、情報発信をしていく上での基礎中の基礎から、それをDRMに活かして仕組みかしていくまでの具体的なノウハウが、初心者でも理解→実践できるようにステップバイステップで解説されているからです。
ちなみにですが、最初に実践していたユーチューブのコンサルを受けていた際は、まとまった資料や教材をもらう事はありませんでした。
70万を支払ったトレンドアフィリエイトのコンサルティングに関しても、具体的なノウハウというよりは手順書のようなもので、基本的にはコンサルで解説していくといったスタンスでした。
その点yuuさんのマニュアルは、「何をどうすべきか」「なぜそうすべきか」が、初心者の私でも理解できるように具体的に解説されています。
しかもフォローアップコンテンツでは、そのマニュアルを再現した具体的な事例なども公開してくれているので、「あの部分はこうすればいいのか」という具体的なイメージを湧かせながらインプットしていくことができます。
何より私が価値を感じたのは、「これを作るためにこれをやる」と明確になっていることです。
ユーチューブも、トレンドアフィリエイトも、先行き不透明な状況で実践していくは本当に精神的なストレスが大きくありました。
日々奴隷のように作業しても、それが確実に結果になる事はないし、「これを一生続けていかなければならないんか・・」と将来性も不透明なまま日々多大な労働を強いられる事に相当なストレスと不安が常にあったのです。
yuuさんのDRM戦略にはそういった不安やストレスは一切ありませんでした。
なぜなら
・利益を得るには何をどうすべきか
・そのために何をどのように作っていくきなのか
が最初から明確になっている戦略である上に、実践していく中での疑問点や不安要素を即座に解決してくれるコンサル体制が完備されているからです。
その肝心のコンサルについても、他のクラブメンバーの方がたくさんお伝えしていますが、yuuさんのコンサルはとにかく
1、レスポンスが早い(早い時は1時間以内に返信がある)
2、アドバイスが的確(投じた疑問や質問の答えの次まで解決される)
です。
1に関してはコンサル依頼だけではなく、添削依頼についてもそうなのですが、相当な文量の添削依頼を出してもあり得ないスピードで帰ってきます。
本来は原則5日以内の納品という事なのですが、一度添削依頼を出した際は2時間後にファイルが送られてきました。
その添削内容も決して手抜きしているわけではなく、私が書いた文章1つ1つを読んで、「何がどう悪いのか」「それを改善するのはどうしたらいいのか」が具体的に添削されていました。
ただ単に、私の文章に対してただ単にダメ出しするのではなく、根拠と解決策を提示してくれるので超効果的にスキルアップしていく事ができます。
赤字だらけで学生時代を彷彿させるような結果でしたが、そんな具体的なアドバイスをしてくれる人は他にいない上に、アドバイス自体が超的確なので、効果的にスキルアップしていくことができるんですね。
実際に私自身が書いていた1ヶ月前の文章を読み返すと、鼻から血が出るほどこっぱずかしい文章を書いていた事がわかります。
その差を自分で「感じる」という事はその分スキルアップできているという事。
そして私がスキルアップできたのはyuuさんの添削やコンサルがあったからに他なりません。
それが2にあたるわけですが、メールコンサルでも、スカイプコンサルでも同様に、基本的にyuuさんは、私が感じている疑問や質問に対してアンサーを出すだけでなく、そのアンサーを聞いた上でこちらが感じるであろう疑問や質問を解決するアンサーさえも、その時点で出してくれます。
つまり、「この回答をすればこういう疑問や不安が生まれる」という事が見透かされてるので、そこも合わせてアドバイスしてくれるという事です。
このyuuさんの「コンサル力」には本当に驚きましたが、だからこそ多くの初心者を成功に導けているのだと実感しました。
私はまだ、yuuさんのコンサルを受けてからわずか1ヶ月です。
でも、明らかに1ヶ月前の自分とは文章スキルも知識も圧倒的に違います。
この短期間でここまで変わる事ができたのですから、今後が楽しみで仕方ありません。
それもこれも、全てはyuuさんの戦略と「コンサル力」あってこそです。
今はまだ一通り仕組み化する為のコンテンツが出揃った段階で、ここからブログを立ち上げてコンテンツを配置していく段階ですが、不思議と「稼げないんじゃないだろうか」という不安は一切ありません。
ユーチューブアドセンスやトレンドブログを実践していた時は、毎日苦しい思いをしながら「今回の努力は無駄に終わってしまうんじゃないか」という不安に襲われ続けていましたが、今は収益も発生していないのに、その不安がないのです。
それはいうまでもなく、「これで結果が出る」と確信できる戦略があるからに他なりません。
客観的に自分のコンテンツを読み返しても、書いた自分でさえ「欲しい!」と思う仕組みが出来上がっています。
それもこれも、yuuさんに直伝頂いたDRMのノウハウ・戦略あってこそで、本当にyuuさんには足を向けて寝られません。
結果はこれから付いてくる事になると思いますが、私は「yuuさんに人生を変えてもらった」と言える日が近いうちに来ると確信しています。
少なくとも、現時点でのスキルや知識はyuuさんなくして得る事は100%できませんでした。
もしもこのアンケートを読んでいる読者様が、ネットビジネス初心者なら・・・
重度のノウハウコレクターで、幾多のコンサルタントに頼んでも一切芽の出なかった私を、ここまで引っ張り上げてくれたyuuさんと、そのyuuさんが主催するコンサル企画を心から推奨します。
上記の通り、朝日さんは当時YouTubeアドセンスや、トレンドアフィリエイトに取り組んでいたものの、
・そもそも結果を出す事ができなかった
・YouTubeとトレンドアフィリエイトの「労力対効果の低さ」と「将来性」に見切りをつけた
という理由で僕のDRMコンサル企画に参加された形になります。
このアンケートはコンサル企画開始から1ヶ月時点でのアンケートですので、この時点ではまだ「利益」は発生していませんでしたが、DRMの教育・販売における一連のスキーム(コンテンツ)は出来上がっている状況にありました。
・・で、肝心の実績を結論からいうと、実践開始2ヶ月目から徐々に(数万レベルの)利益が発生し始め、4か月目にはアフィリエイト一本で生計を立てられるフェーズに。
その後、アフィリエイトで培った知識やスキル・経験を伝えていく為の
・コンテンツ販売
・コンサルティング
などのキャッシュポイントを追加し、DRMによって販売している状況にあります。
まあ、上記の経緯や実績だけ抜き出すと
「あたかも簡単にトントン拍子で・・」
みたいに見えるかもしれませんが、(朝日さんの場合はとくに)最初に大きな「壁」があったんですね。
ここからはその壁や、朝日さんが躓いた原因と解決策を解説していきますが・・これ、
・これから情報発信ビジネスを行っていこうと思っている方
・トレンドアフィリから成約型アフィリに転向していきたいと思っている方
・成約型アフィリで結果を出す事ができていない方
などなど結構陥りがちな要因なので、一度俯瞰的にチェックしてみてください。
トレンドアフィリエイターが成約型アフィリエイトに転身しても「稼げない」理由。
・・で、ここからが今回のメインテーマになりますが、僕自身これまで色々な方から相談を受けてきた経験から言えるのは
「トレンドアフィリから成約型のアフィリに転身しても稼げず撤退する人」
がその大多数を占めている実情にあるという事です。
まあ、これはトレンドアフィリエイトに限った事ではないんですが、個人的には「情報発信経験0のド素人」よりも「他の情報発信ビジネスの経験がある方」の方が、「ある要因」によって挫折していく印象を受けます。
この初心者と経験者での「違い」については、点については過去に解説した「守破離」の記事で詳しくお伝えした通り。
経験0の真っさらな初心者は、変な「固定概念」や「先入観」も無ければ、「過去の知識や経験」も「独自の持論」も無いので、
「全てをフラットな状態でスムーズにインプット」
しながら、
「それを愚直にアウトプットしていく事ができる」
んですね。
対してこの朝日さんは、言ってしまえば「中途半端」にトレンドアフィリでのブログ更新経験があるから
「文章作成において“悪いクセ”が付いてしまっていた」
というわけです。
この「悪い癖」は、トレンドアフィリのみならず、
「文章によって読み手から反応を得る必要のないビジネス全般」
にいえる事ですが、そういったビジネスで結果を出していればいる人ほど、悪い癖が染み付いてしまっていると思います。
なので、朝日さんの「症状」としてはさほど深刻ではなかった(そこまで稼げていなかった・経験も浅かったので)んですが、その肝心の
「悪い癖ってなんやねん」
「それによってどうなんねん」
という点についてここからは解説していきます。
文章作成(情報発信)経験がある=成約型アフィリに有利?・・“には全く繋がらない”理由。
一応、順を追って解説していくと、まず僕のコンサル企画では、参加者全員に対して何より最初に
1、メディア全体の方向性(テーマ・コンセプト)
2、対象としていく見込み客(ターゲット)
3、そのターゲットに対して販売していく商品(キャッシュポイント)
を予め決めてもらう事から始めていきます。
それらを「どのように決めていくか」などの具体的なノウハウについては今回割愛しますが、それら3つが明確になっていなければ、まず100%「狙って収益化を図る」事はできません。
ほとんどの方がそこを無視(というか知らない)しているからこそ、日々のコンテンツ作成の時間と労力を全て「無駄」にして結果を出す事なく挫折していくわけです。
なぜなら、それらの「基礎」が明確になっていなければ、
・主張がブレブレで一貫性の無い(信用の無い)メディア
・誰に何を伝えたいのかわからないメディア(もはやただの自己満ブログ)
になってしまうからです。
よって、読み手から「反応」を得ていくメディア構築をしていく上では、必ず無視できないマーケティングの「基礎」的な部分になります。
そのあたりの「失敗あるある」については過去のシリーズでも事例を踏まえて解説してきました。
→書いた文章が「読まれない」人の共通点その1:
誰に向けて書いてるのかが自分の中で明確になっていない
→書いた文章が「読まれない」人の共通点その2:
ブログコンセプトや主張がブレブレで一貫性が無い
・・で、朝日さん自身にもその3つ、
1、メディア全体の方向性(テーマ・コンセプト)
2、対象としていく見込み客(ターゲット)
3、そのターゲットに対して販売していく商品(キャッシュポイント)
をコンサルしながら明確化してもらって、いざそこに向けたコンテンツ作成に移ってもらったわけですが・・ここで「悪いクセ」が出てしまうわけです。
・・で、その
「悪いクセってなんなの?」
って話なんですが、それは
「主観的な文章や表現」
になります。
「主観的」な文章や表現で反応が取れない理由
以前解説した通り、DRMに限らず「文章」によって読み手から「反応→利益」を生み出していくには、見込み客との信頼関係が必要不可欠になります。
→書いた文章ひとつから「利益」を獲得していくまでの全体像(前回のおさらいと補足。)
その
「見込み客との信頼関係って何?」
「どうやって信頼関係を構築していくの?」
という点についても上記の記事中で詳しく解説していますが、要約すると、
「読者との信頼関係」=「読者への価値提供」
「価値提供」=「読者が求めている情報発信」
であり、結論から言うと、
「読み手に価値提供をして信頼をもらっていく」
→「その信頼が成約→利益に繋がっていく」
という図式になります。(詳しくは上記の記事をお読みください)
そしてその
「読み手はどんな情報に価値を感じるか」
「どのようにして読み手に対して価値を提供していくか」
などについてをコンサルで伝えているわけです。
・・まあ、こう書くと初心者なんかにはとくに
「価値を提供するなんて難しそう」
と思われるかもしれませんが、実は難しくもなんともありません。
それこそ先の
1、メディア全体の方向性(テーマ・コンセプト)
2、対象としていく見込み客(ターゲット)
ここさえしっかり明確にして、基本的なポイントを抑えて情報発信していけば、初心者だって誰だって読み手に価値を提供していく事はできます。
じゃなきゃ、まさにその初心者に結果を出させていく事なんてできないわけです。
→「教材実践者・コンサル事例」の記事一覧
(※僕のコンサル生は8割以上が初心者です)
・・ただ、いくら「読み手に価値提供を行える情報」を発信していても、「その内容が相手に伝わらなければ本末転倒」です。
はっきり言って「わかりやすく伝えなければどんな情報も無価値」と言っても過言ではない。
この「わかり易く伝える事の重要性」や、そのポイントについても、過去のシリーズではお伝えしてきました。
→「分かり易い文章」を書く為の原則。
こちらも詳しくは上記の記事をお読み頂ければと思いますが、ざっくりまとめたのが以下です。
「分かり易く伝える文章」を書く為の原則。
2、内容的な文章の分かり易さ
この2つの要素が揃って初めて
「多くの読者から為になったと価値を感じてもらえる文章」
になる(詳細解説:「中学生でもわかるように書け!」の間違えた認識と、真の意味。)
・自分が知っている用語やフレーズを読者もわかると思って使わない。
・「わかりにくい文章」→「読み手にストレスを与える文章」(ストレスを感じる文章なんて誰も読みたくない)
中学生でも理解できるように
「専門用語を使わずに書く」
「難しい説明をしないように説明する」
■例文付き詳細解説→1、表面的な文章の分かり易さ
・でも、ただ単純に優しい言葉で書くだけでは「読める文章」は書けても「売れる文章」は書けない。(つまりその読者を「ファン化」「顧客化」していく事はできない)
あくまでも「誰でも理解できる言葉を使う」というのは表面的な話で、表面的な部分だけ整えても読み手からの「為になった」には繋がらない。
用語やフレーズだけでなく、「自分が持っている知識や感じている事」を、「読み手もあたり前に知っている、感じている」と思い込み情報を発信する事もNG。
ここまで触れてきた
「読者を第一に考える」
「中学生でも理解できるように伝える」
事によって「内容的にわかる(わかり易い)文章」を書く事ができる
・「書いた文章を読んだ中学生が抱く「疑問」を予め意識して文章化してあげる」事ですべて解決できる
■例文とイメージトレーニング→ここで少しイメージトレーニングです。
・原則として読者は、あなたが書く1つ1つの文章を読んで「なぜ?」「どうして?」という感情(素朴な疑問)を抱く。
・その疑問が解決しないまま、一方的に話が進められてもストレスを感じるだけで、内容を「理解」する事ができない。(つまり「納得」→「共感」にも繋がらない)
・いくら理解できる言葉(フレーズ)を使っていても、「内容」が理解できなければ読者にとっては「無益」。(読み手にとって無益なんだから、そこから「次(利益)」に繋がる事はありえない)
・深く理解していないと、分かり易く伝える事は不可能(「深く理解していない事」を分かり易く伝える事はできない)
・読み手に対して
「その事柄を知らない人に分かり易く説明する」
からこそ、読者からの「タメになった」を惹き出していく事ができる(それが価値提供→信頼に繋がる)
・インプットした事(学んだ事)をアウトプット(情報発信)していく繰り返しこそが結果への近道。(よくあるリライト記事やコピペサイトでは興味・信頼は得られない)
・・とまあ、箇条書きの要約ではありますが、どんなに「読み手にとって価値のある情報」だとしても、それが伝わらなければ反応はおろか、興味関心を持ってもらえずにページを閉じられてしまうわけです。
こんなの超絶勿体無いですよね。
そしてその最たる愚例が「主観的な文章や表現」だという事です。
つまり上記の
2、内容的な文章の分かり易さ
の「真逆」をやってしまっているという事。
例えば、
・専門用語を使わずに書く
【悪い例】
→自分が知っている専門用語を当たり前に使う
(読み手にとっては何を言っているのかチンプンカンプン)
・書いた文章を読んだ中学生レベルの読者が抱く「疑問」を予め意識して文章化してあげる。
【悪い例】
→「自分が持っている知識や感じている事」を、「読み手もあたり前に知っている、感じている」と勝手に思い込み文章にする(理解できない人からすると苦痛でしかない→離脱する)
といった具合ですね。
・・とここで、突然ですが1つクイズです。
ではなぜ、トレンドアフィリエイターは「主観的な情報を書いてしまう癖」を持っているんでしょうか。
まあ、既にここまでで答えを言っているようなものなんですけど、一度下に読み進める前に、30秒でも良いので考えてみてください。(その思考が自己成長にとって重要です)
・
・
・
トレンドアフィリエイターが主観的な文章を書いてしまう原因。
・・はい、という事で先ほどの答えですが、
「トレンドブログは文章によって読み手から“反応”を取る必要が無いから」
です。
先ほどのアンケートにもある通り、朝日さんはDRMに取り組む前(コンサルティング企画に参加する前)にトレンドアフィリエイトを実践し、少なからず利益を手にしていました。
つまり朝日さん自身、僕のコンサル企画に入る前から、
・ブログに投稿する記事(文章)を作成する
・その投稿しブログ記事から利益が発生する
という「経験」は既にあったわけです。
それで多かれ少なかれ「アクセス」と「利益」があっちゃったもんだから、自分が書いた文章に違和感を感じないわけですよ。
っていうのも、トレンドアフィリは文字通り、その時の「トレンド(流行)」に沿ったネタをブログに記事としてアップし、広告収入を得ていく手法です。
身近な例で言えば、
「沢尻エリカ 逮捕」
「川口春奈 熱愛」
みたいな芸能人のスクープや熱愛報道などがわかりやすいかと思います。
そしてそういったトレンド記事って、
「●●さんはこんな人で、●●な事があって・・」
と、「物事を淡々と伝えていくだけ」なんですよね。
内容(ネタ)的にも小難しい話題ではないし、専門用語もほぼ出てこないので、書き手としては「わかりずらく書く方が難しい」くらいです。
読み手としても、「知りたい情報を知れればいい」のでそれでいいので、文章自体が多少読みにくくても、わかりずらくても、記事として成立します。
視点を変えると、読み手としてはそのトレンドネタさえ知る事ができれば目的は達成されるので、その後ブックマークなどして再訪してくれる事はまずありません。
書き手としても「今後の付き合いのないその場限りのアクセス」なわけですから、別に価値提供してどうのこうの・・という必要もないし、目先のアクセスさえ集められればそれで良いわけです。
要は何が言いたいかっていうと、
「読みにくい」
「わかりにくい」
文章でもビジネスとして成立しちゃうのがトレンドアフィリエイトなんです。
そしてそんな「読みにくい記事」でも、文字通り「トレンド」を追っていくトレンドブログでは記事へのアクセスを集めやすく、その記事へアクセスが報酬に繋がる。
確かに、ある意味では「スキルがなくても稼げる」という事になりますが、そんなビジネスに将来性はありません。
その将来性や労力対効果における「無意味さ」についても以下の記事で詳しく解説している通りです。
・・で。
当然ですが、読み手から成約などの「反応」を取っていくには少なくとも
「読みにくい」
「わかりにくい」
文章ではお話になりません。
先の通り、文章によって反応を得ていくには、価値提供によって信頼関係を構築していく事が必要不可欠ですから、きっちりと読み手にとって必要な情報をわかりやすく伝えていく必要があるんですね。
もちろん「どんな見込み客に対して、どんな内容を伝えていくのか」も重要ですし、それをコンサルではお伝えしていますが、そもそもそれ以前にその「伝えたい事を伝える」事ができなければ本末転倒なわけです。
まあ、朝日さん自体は当時、数千円ほどの利益しか上がっていなかった状況だったのでその「悪い癖」の症状から抜け出すのは比較的容易でしたが、トレンドアフィリエイトでの経験が長い人や、大きく稼いでいる人ほど抜け出すのは困難になります。
文章に限らず、スポーツでもなんでもそうですが、一度染み付いてしまった癖を取るのはなかなか大変なんですね。
もちろんこれはトレンドアフィリエターに限った話ではありません。
「主観的に伝えてしまう」というのは、本当に多くの方がやってしまいがちな「致命的なミス」です。
実際に僕はこれまで、人数で言うと数百人、数で言うと数千ファイル以上を添削してきましたが、その経験からも「このミスを犯してしまう人が多い」という事はつくづく感じます。
書いている自分はそのポイントを押さえているつもりでも、文章構成や切り口、フレーズ言い回し・・などでついつい主観的に物事を伝えてしまっているんですね。
「伝えている内容(情報)」に問題はないのに、読まれない(その後が無い)わけです。
そこでここからは
「主観的な文章・表現にならない為の予防策」
「文章力を効率的に高めていく方法」
をご紹介します。
この点を意識できるかできないかで、「同じ内容を伝えているのに全く相手に伝わらない」という“最悪な状況”に陥ってしまう事を防げますので、ぜひ参考にしてください。
「主観」を排除しながら効率的に文章スキルを上げるポイント。
ここまでの流れを踏まえた上でまず、
「主観を排除しながら効率的に文章スキルを上げるポイント」
としておすすめなのが、以下の4つになります。
1、もう一人の自分を作る(見込み客の視点)
2、書いた文章をプリントアウト・PDF化して読み返す
3、一度書いた文章を寝かせて見直す
4、書いた文章を1から声に出して音読する
それぞれ解説していきますね。
もう一人の自分を作る(見込み客の視点)
この項目は上記4つ全ての土台となる重要な共通ポイントです。
まずそもそも言える事。
それは「成約を取る為の文章スキル」が無い頃はとくに「主観的な文章や表現」を自分視点(主観)で発見する事は難しいという事です。
これは誰に対しても言える事で、その文章を書いている自分自身が、それこそ自分の主観で「主観的な文章や表現」を発見するのは難しいわけです。
僕も初心者の頃はとくに
「この文章は上出来だ!」
「これで売れないわけがない!」
と思って書き上げても、それが「読まれない」「反応に繋がらない」なんてのは日時用茶飯事でした。
結局、ただの独りよがりの自己満足的な文章でしかなかったわけです。
「じゃあ、他人に読んでチェックしてもらえばいいの?」と思うかもしれませんが、確かにそれも1つの手として有効です。
ただ、毎日投稿していくブログ記事を毎回読んでもらって、客観的・的確にチェックしてもらうなんて現実的ではありませんよね。
そもそも自分の文章を読んでアドバイスしてくれる第三者がいない場合もあります。
そこで有効なのが、
「見込み客視点のもう一人の自分を作る」
という事です。
つまり「書き手」である自分ではなく、“もう一人の自分になりきって”自分の文章を「俯瞰的に読む」という事です。
さらにここで重要なのは「見込み客視点の」という部分。
つまり自分で書いた文章を「見込み客の視点に立って」1から読み返すという事です。
そうすると色々な「ダメ出しポイント」が見えてきます。
書いた当時の自分が「この文章は上出来だ!」と思っていた文章でも、設定しているターゲットの目線に立って(なりきって)フラットに読み返すと、
「この用語、どういう意味?」
「ここの意味がわからないから何を言っているかわからないな」
「文章がわかりにくいな」
「話の展開が回りくどいな」
「主張に一貫性がない(話がブレている)な」
・
・
・
『これじゃ見込み客は読んでくれないよな』
という点が見えてくるわけです。
例えて言うなら、「おい!ここは●●だぞ!」と「一人ツッコミ」していくようなイメージです。
その一人ツッコミがあれば、
「おいおい、まだまだ改善の余地があるじゃねーか!」
と改善点が次々と出てきます。
そしてそこを改善していけば、その文章をより良いものにしていく事ができるわけです。
僕がクラブメンバーやコンサル生に対して最初に「ターゲットとなる見込み客」を選定させているのはその意味合いもあります。
ターゲットを明確にして、ターゲットの悩みや欲求を踏まえていれば、どの文章に対してどのような印象や感想を持つかが明確になるからです。
そのあたりの具体的なノウハウについては割愛しますが、要するに「自分の文章が主観的になってしまっていないか」を見込み客目線で客観的に判断していく事ができるんですね。
そうして見えてきたポイントを踏まえてターゲットとなる読者が求めている情報を提供していく。
そうすれば必然的に読み手からの「信頼→反応」へと繋げていく事ができます。
こう書くと、
「うーん・・なんか難しそうだな・・」
と思われるかもしれませんが、ところがどっこい、全くそんな事はありません。
その
「どうやって見込み客視点で俯瞰的に見直していけばいいの?」
という疑問を解決する「コツ」が、先ほど挙げた
2、書いた文章をプリントアウトやPDF化して読み返す
3、一度書いた文章を寝かせて見直す
4、書いた文章を1から声に出して音読する
なんですね。
1つ1つ解説していきます。
書いた文章をプリントアウトやPDF化して読み返す
まずこの「読み返す」「見直す」事の効果は多くの方が既にご存知かと思います。
例えば会社の上司や先輩宛てにメールやラインメッセージを作成した際、送信する前に一度見返す事で
「・・あ、この言い方は失礼だな」
「あぶね、この伝え方だと誤解が生まれるかも」
と気づいて慌てて修正した経験、ありませんか?
これはメールやラインだけでなく、ブログやメルマガの記事にも言える事で「自分が書いた文章を読み返す」事で
「誤字や脱字に気付く」
「表現が不適切な事に気付く」
「言っている事に矛盾が生じている事に気付く」
「構成が回りくどい事に気付く」
など、「書いている時には気付けなかった事に気付く」事ができます。
とはいえ、ブログ記事の作成途中であれば、
「パソコンのワードやテキストエディタで書き上げた文章をスクロールして読み返す」
形で良いのですが、その原稿を「書き終えた」段階に入った場合は、
「編集画面上で読み返すだけでは不十分」
と言えます。
なぜなら「同じ編集画面」から読み返しても、書き手の目線(主観)を完全払拭できないからです。
慣れてくると編集画面上からだけでもある程度「もう一人の自分(見込み客)」の視点に立って客観的に読み返す事ができるようになりますが、初心者の頃はそれはまずできません。
そこで完全に主観を排除していくのにオススメなのが、
「プリントアウトして見直す」
「PDF化して見直す」
などして、一度「読み物」として「形」にする方法です。
一度読み物として形にする事で、編集していた際の画面上ではないところで読み返す事になるので、より「読み手の視点」に立って読み返す事ができるようになります。
僕は今でも「ここぞ」というコンテンツはPDF化したり、プリントアウトして読み返します。
そうすると、それまで散々編集画面上でチェックしていたはずなのに、
「誤字や脱字に気付く」
「表現が不適切な事に気付く」
「言っている事に矛盾が生じている事に気付く」
「構成が回りくどい事に気付く」
事がかなりの確率であります。
効果があるから今でもやっているわけです。
あなたもコンテンツ作成をしているなら、ぜひ一度PDF化したり、プリントアウトしてみてください。
おそらく、誤字脱字、構成面や内容面で、
「うわ、こんなミスを犯したままアップしていたのか・・」
というような気づきがあるはずです。
この単純な作業で「気づきの精度」を上げていく事ができるなら・・そしてそれがそのままコンテンツの完成度とスキルアップに繋がっていくなら、当然「やる」に越した事はありません。
一度書いた文章を寝かせて見直す
これはとくに重要なコンテンツの場合は、ぜひ試して頂きたい手法です。
例えば成約を左右するクロージングコンテンツやセールスレターなどですね。
先の通り、一度自分の中で完成したコンテンツをプリントアウトしたりPDF化して見直すと、より読み手目線で俯瞰視していく事ができるわけですが、そのプリントアウトした文章や、PDF化した文章を一定期間寝かせて、再度読み返すとよりその「気づき」の効果が高まります。
期間としては1週間ほどが理想ですが、2〜3日でも効果はあります。
ポイントはその間、その文章を「読み返さない」事です。
つまり、出来上がってプリントアウト(あるいはPDF化)したら、そのまま放っておくという事。
そうする事で、いざ読み返した時に、フラットな視点で読み返す事ができるので、
「その文章を書いている時」
「その文章を書いた直後」
では気付けなかった
「誤字や脱字」
「表現が不適切な事」
「言っている事に矛盾が生じている事」
「構成が回りくどい事」
などの不十分な点に気付く事ができるようになります。
ちなみに僕が初心者の頃は
・記事(草案)を1日に2記事作成する(でも、ブログにはアップしない)
→2〜3日後にその中の1つの記事だけを見直して修正し、アップしていく
・・といったスタンスで実践していました。
そうする事で、記事のストックをどんどん蓄えながらも、完成度の高いブログ記事をアップする事ができていたんですね。
書いた文章を1から声に出して音読する
これは「ものすごく単純」でありながら、最も「即効的な効果」が高い方法だと思います。
僕自身、重要なコンテンツ作成の場合は、プリントアウトやPDF化して、数日寝かせた上で、さらに音読して読み返したりもします。
セールスレターなどは5万文字越えになる事も多いので、正直音読する事でかなりの体力を消耗するんですが、それでもそれ相応の効果があるからやっているんですね。
一番のメリットは、自分で書いた文章を実際に声を出して読んでみると、音として耳から入ってくるので、
「言い回しが不自然だな」
「文章が回りくどいな」
「リズムが悪いな」
など、黙読では気付けない事に気付かされるという点です。
以前も解説した通り、不自然な文章や回りくどい文章は「わかりにくい」に直結してしまいます。
→「読まれる文章」と「読まれない文章」の根本的な違い
そして読み手は
「わかりにくい」
「読みにくい」
という時点でページを閉じて離れていってしまうわけです。(詳しくは上記リンクから参照ください)
何より音として耳から入ってくる事で顕著にわかるのが、文章の「リズム感」です。
実際に執筆している時には気付けなかったリズムの悪さに、声を出して読む事で気付く事ができるんですね。
リズムが悪いと、たとえ内容に問題がなくても読み手とっては
「わかりにくい」
「読みにくい」
為、その肝心の内容が入ってきません。
例えば、以下の文章を声に出して読んでみてください。
【例文A】
「ブログ」は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトの事を指し、「WebにLogする」のウェブログ をブログと略称されていて、執筆者はブロガー 、個別記事はブログエントリーと呼ばれます。
伝えている内容に問題はないのに、一文が長く(回りくどく)非常に「わかりにくい」ですよね。
この場合は、分割して伝えるだけで読みやすさは大きく変わります。
【例文B】
「ブログ」とは、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトの事を指します。
具体的には「WebにLogする」→「ウェブログ」の略称が「ブログ」というわけですね。
ちなみに執筆者はブロガーと呼ばれ 、個別記事はブログエントリーと呼ばれています。
上記は突貫的に書いた例文ですが、内容はさておきそれぞれの「読みやすさ」だけで言うと大きな違いがあるのがわかると思います。
ではこの「例文B」が以下のような形だったらどうでしょう。(こちらも声に出して読んでみてください)
【例文C】
「ブログ」とは、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトの事を指します。
具体的には「WebにLogする」→「ウェブログ」の略称を「ブログ」と呼びます。
ちなみに執筆者はブロガーと呼びます。
個別記事はブログエントリーと呼びます。
どうでしょうか。
こちらも伝えている内容に問題はないものの、実際に声に出して読んでみると文章のリズムに違和感を感じませんか?
その理由は「語尾」が全て同じだからです。
上記の例文Cで言えばそれが「ます」ですが、実際に対面で人に向かって話す時に、「〜ます」と同じ語尾を連続して話す事ってありませんよね。
文章は形こそ「文字」ですが、結局のところ「一対一」で相手に届けるメッセージに変わりありません。
読み手は頭の中でイメージを湧かせて読んでいるので、ここで不自然な表現があると文章に違和感を感じます。
一文一文の語尾を変えるだけでその違和感がなくなり、自然に語りかけるような文章にする事ができるわけです。
これは黙読では気づきにくい部分ですが、声に出して読み「音」として入ってくる事でその「違和感」に気づきやすくなるんですね。
上記はあくまでも一例ですが、見込み客が目の前にいる事を想定して語りかけるように音読してみると、
・一文が長く回りくどい(読みにくい・わかりにくい)
・同じ語尾(です・ます等)が連続している(違和感がある)
といった感じで、その文章の不自然さが浮き彫りになるわけです。
そしてそこを改善していくだけで、伝えていく内容は同じでも、
「わかりやすい」
「読みやすい」
リズミカルな文章に変えていく事ができるんですね。
まとめと注意点
文章のリズムについては、奥が深いのでまた改めて記事にしていきますが、ここで念を押しておきたいのが、この
2、書いた文章をプリントアウトやPDF化して読み返す
3、一度書いた文章を寝かせて見直す
4、書いた文章を1から声に出して音読する
を行う際は
1、もう一人の自分を作る(見込み客の視点)
で解説した「見込み客の視点に立って客観的に読み返す」事が前提にあるという事です。
そしてその
「見込み客の視点に立って客観的に読み返す」
には、そもそも見込み客そのものを明確にしていなければ「できない」という事。
だからこそ、見込み客を明確化せずにいくら情報発信しても結果は得られないわけです。
その点についても、以下で詳しく解説しているので参照頂ければと思います。
→書いた文章が「読まれない」人の共通点その1:誰に向けて書いてるのかが自分の中で明確になっていない
今回紹介した朝日さんについては、比較的「症状」が軽かったので
「2週間ほどの徹底指導と添削」
によって、この「悪い癖」を治す事ができましたが、これは誰にでも当てはまるよな「失敗あるある」でもあります。
それこそ
・別のネットビジネスから成約型アフィリに転向しても結果を出せない方
・成約型アフィリで結果を出す事ができていない方
の大半はこの「主観的な文章」を書いてしまっているわけです。
だから「読まれない」し「売れない」んですね。
なので今現在
・別のネットビジネスから成約型アフィリに転向しても結果を出せない方
・成約型アフィリで結果を出す事ができていない方
は是非、
1、もう一人の自分を作る(見込み客の視点)
2、書いた文章をプリントアウト・PDF化して読み返す
3、一度書いた文章を寝かせて見直す
4、書いた文章を1から声に出して音読する
を実践してみてください。
断言できますが、必ず大きな気づきや改善点が見えてきますので。
追伸
・・そんなこんなで、今回はクラブメンバーの事例をもとに
「文章内容に問題はないのに、読まれない・稼げない理由と解決策」
「トレンドアフィリエイターが成約型アフィリエイトで結果を出せない理由と解決策」
「効率的に文章力を上げる方法」
をお伝えしてきましたが、次回以降は掘り下げた講義をしていきます。
来年は今年より更新頻度を上げていきますので、是非ともこのブログのブックマーク、及びメルマガ登録の程宜しくお願い致します。
→yuu公式無料メール講座
これまで触れきたポイントのはほんの一部で、実際のところはこれ以外にも
「読まれない(稼げない)人に共通しているポイント」
「読ませる(稼ぐ)文章を書くために意識すべきポイント」
などは、まだまだあります。
ただ、どれも今回お伝えしたポイントと同じく難しいものではなく、ささいな気付きで改善できるポイントだったりします。
難しくないからこそ、多くのクライアント(それも初心者が大半)が早い段階で結果を出していくわけです。
→「教材実践者・コンサル事例」の記事一覧
今後も需要があればこういった講座を記事にしていきますので、興味のある方はドシドシこの記事へのコメントかメール頂ければ幸いです!
また
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僕が情報発信(マーケティングや文章作成)の「全て」を叩き込んでいる企画は以下でのみ公開していますので、もし興味があればご登録頂ければと思います。
それではまた次回。
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