今回は
“【投資×資産運用】一箭双雕(いっせんそうしょう)プログラム”
シリーズ第四弾です。
他事業で時間を取られてしまい、
ちょっと更新に期間が空いてしまいました・・すみません。
という事で、
「もう前回までの講義忘れちゃった」
という方は一度過去コンテンツから見直してみてください。
(※一部加筆記事もあります)
※2020/02/25に大幅加筆しました。
前回は、
「トレードで成功する為に、まず何よりも抑えるべき事は何か」
というテーマで、
・「本質(根っこにある部分)」を理解する事が最短ルートである事
・投資・トレードにおいてはそれが「相場」というものである事
といった点を解説しました。
前回お伝えした事柄はトレードに限らず
「何事においても成功する為には必要不可欠なポイント」
になりますので、
「まだ読んでいない」
という方は必ず読んでくださいね。
・・という事で!
今回はそこから掘り下げて、
・そもそも「相場」ってなんやねん
・どうして、相場と呼ばれるものは「動く」の?
・誰が(何が)相場を動かしているのか
といったトレードで稼ぐ上での本質(基礎)となる部分を、
“初心者でも理解できるように噛み砕いて”解説しながら、
「僕が今現在学び・実践している手法やノウハウ」
「その手法こそが初心者にとって最も合理的な理由」
について根拠を交えて解説していきます。
一応、今回は長い理解度を高める為にやや専門的な点についても触れますが、
「今すぐに全てを覚えなければならない」
というわけではありませんので
まずはライトな感覚で読んで頂ければと思います。
目次
- 1 投資家、トレーダーとして「勝ち組」になるか、「負け組」になってしまうか、この「明暗」を分けるもの。
- 2 値動きを捉える(読む)精度を高めて「勝ち組」になる為に必要なもの。
- 3 相場を捉える為の判断材料(手法やノウハウ)を手にする前に抑えるべき事
- 4 そもそも「相場」とは?
- 5 「相場」はなぜ「動く」の?誰が動かしてるの?
- 6 多くの投資家・トレーダー(=相場)を動かしている 「テクニカル」と「ファンダメンタル」とは。
- 7 「ファンダメンタル」と「テクニカル」についての知識を深めよう。
- 8 「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」。
- 9 僕がファンダメンタル分析や長期投資を「行っていない」理由。
- 10 総括と補足。
投資家、トレーダーとして「勝ち組」になるか、「負け組」になってしまうか、この「明暗」を分けるもの。
投資家、トレーダーとして「勝ち組」になるか、「負け組」になってしまうか。
その明暗を分けるのは、
「相場の動き(値動き)を高い精度で捉える(読み取る)事ができるかできないか」
にあります。
投資対象(株や為替、etc)が何にせよ、
投資スタイル(デイトレやスイング、etc)が何にせよ、
「相場の動き(値動き)」
を高い精度で捉える(読み取る)事ができれば、
トレードの度に次々と利益を重ねていく事ができるし、
逆にこの相場の値動きを捉える(読む)事ができなければ、
誤った判断でみるみる損失を生み出してしまうわけです。
大袈裟な話、
「これから上がるか、下がるか」
を、
・高確率で当てることができる状況でトレードする
・何も考えずに「当てずっぽう」にトレードする
のでは、どちらが勝ち組となり、どちらが負け組となのかは
いくら知識や経験がなくても明らかに「わかる」と思います。
もはや後者はただのギャンブルと同じですからね。
「投資と投機(トレード)の違い」や、「投資スタイルの種類と違い」などの基本的な点については以下の記事で詳しく解説していますので、読んでいない方は参照ください。
※2020/02/25に大幅加筆しました。
・・で。
正直なところ、上記では一応「大袈裟な話・・」と伝えましたが、
実際は後者のように何も考えずにトレードに参加し
勝つか負けるかの市場から「撤退」していく方が大半なんですよね。
こう言うと、
「いやいやyuuさん、私は教材を買ってしっかり学んでいますよ!」
という方もたくさんいると思います。
もちろん、それで
「相場から利益を生み出し続けるスキル」
を手にできているなら問題ありません。
でも実際のところは、
熱心に勉強している方に限って損失を生んでしまっていたり、
結果的に「当てずっぽう」にトレードしてしまっている傾向にあるんですね。
その理由や原因についても後ほどお伝えしていきますが、
まずは今ある知識をフラットにして読んで頂ければと思います。
値動きを捉える(読む)精度を高めて「勝ち組」になる為に必要なもの。
・・さて、話を戻しますが、
もちろんトレード(相場)の世界で
「百発百中で未来の相場(値動き)を的中させる」
・・なんて事は、神様でもない限り「不可能」な話です。
でも、その
“相場の値動きを捉える「精度」を上げていく事”
は「可能」です。
そしてその値動きを捉える(読む)精度が高ければ高いほど、
1、極限まで「負けるリスク(損失リスク)」を抑える
2、安全かつ着実に「利益」を積み重ねていく
事ができるわけで、その
“相場の動き(値動き)を高い精度で捉える為の「判断材料」となるもの”
(手法やノウハウ、トレードルールなど)
を取り入れられるかどうかによって、
“あなたが「負け組」になるか、「勝ち組」になるか”
が分かれてしまいます。
相場を捉える為の判断材料(手法やノウハウ)を手にする前に抑えるべき事
それこそネット上には、
「相場の値動きを捉える為の判断材料となるもの(手法やノウハウ、トレードルールなど)」
などがいくつも提唱され、
書籍や情報商材、セミナーやサロン、
あるいはコンサルティングなどといった形で販売されていますよね。
ただ、そういったノウハウや手法を取り入れてく場合、
はたして本当にその判断材料(手法やノウハウ、トレードルールなど)が
「相場の値動きを捉えていく(読む)のに有効なものなのか」
を事前に判断する(見極める)必要があります。
でも、そもそも
「相場に対する根本的な理解」
がなければ、その判断(見極める事)もできません。
つまりそのノウハウや手法が有効かどうかもわからない(確信がない)状況で
「トレードにおいて最も重要な判断材料」
を決めてしまっているわけです。
少なくともそんな状況で
「相場の動き(値動き)を高い精度で捉えていく」
事ができるはずがありません。
そして、
「相場の値動きを捉えていくのに有効なものなのか」
が、わからない(確信がない)中で、
そのノウハウや手法をもとにトレードするなんて
まさに「当てずっぽう」にギャンブルしているのと変わらないわけです。
先ほど挙げた、
「いやいやyuuさん、私は教材を買ってしっかり学んでいますよ!」
という方って、正直結構多いと思います。
でも、もしそれで結果(利益)を掴めていない(負けている)状況なら、
まさにその「見極める力」がない(なかった)という事を、
この時点でしっかりと自覚した方がいいです。
現に、安易に手を出して失敗している人はゴマンといますし、
投資系に情報商品はとくに「売る為だけに作られた商品」が多いですからね。
よってもしも、
「その手法が相場の値動きを捉えていくのに有効なものなのか」
がわからない(確信がない)のに
「あの人がこう言っているから」
「みんなやっているから(その商品が売れているから)」
といった感じで取り入れて結果を出せていないなら、
まずはトレードにおいての根本的な部分から知識を深め直してください。
そこでここからはまず、その相場の本質(根底にある部分)を
メンターからの受け売りですが「初心者向け」に解説していきますね。
そもそも「相場」とは?
そもそも「相場」と呼ばれるものは、
・株
・外国為替取引(FX)
・金(ゴールド)
・仮想通貨・・
などに対してお金を投じている
・投資家
・トレーダー(投機家)
と呼ばれる人達が存在する事によって生み出されています。
そして株にせよ、為替にせよ、仮想通貨にせよ、
その投資対象となるものを「買う人」と「売る人」が、
それぞれ合意の上で「売買」を行っているからこそ、
そこに「相場」が生まれているという事ですね。
「相場」はなぜ「動く」の?誰が動かしてるの?
先の通り、トレードは
買う側と売る側、双方の合意の上での取引になります。
そして、その「売り」と「買い」の強弱のバランス(需要と供給のバランス)に
「偏り」が生じれば、その偏りの強い方に相場は動いていきます。
つまり買いたい人が多ければ(需要が高ければ)価格は高騰し、
売りたい人が多ければ(需要が低ければ)価格は下落していくわけです。
市場にあまり出回っていない車や腕時計、
販売数の限られているレアなブランド物、
有名アーティストの限定CDなどなど、
「プレミア」
が付いているものなんかだとイメージしやすいですが
需要に対して供給が間に合っていないから、
定価(適正価格)以上の高額な価格で取引されていますよね。
でも極端な話、そのもの自体に需要がなくなれば
(高値でも買いたいと思う人がいなくなれば)、価値は適正な価格へと下落します。
もちろん上記はあくまでもイメージしてもらう為の例ですので、
投資・トレードにそのまま当てはめる事はできませんが、
少なくとも株も為替も、金も仮想通貨も、
需要と供給のバランスによって相場が変動している事に変わりはありません。
ここまでの流れを踏まえると、
→投資対象を「買う人」と「売る人」が合意の上で「売買」を行っているからこそ「相場」が生まれている
2、相場はなぜ動く?誰が動かしている?
→「相場」というものは投資家、トレーダー達の売り買いによって動く(動いている)
→「売り」と「買い」の強弱のバランス(需要と供給のバランス)の偏りが強い方に相場は動く
という事がわかりますが、
あくまでもこれは「表面的」な部分のみを見ているに過ぎず、
「本質」を理解するにはもう少し深く掘り下げる余地があります。
つまり、
・その投資家やトレーダー達は何を「目的」として売買を行っているのか
・その投資家やトレーダー達は何を「基準」に売買しているのか
ここまで追求する事で、
「相場の動きを読み取る上で本質的な部分」
が、より鮮明に見えてくるという事です。
その投資家やトレーダー達は何を「目的」として売買を行っているのか
まあ、この投資家やトレーダー達の「目的」については、
あえて追求するまでもなく明白です。
売買を行っている投資家はトレーダーが
「相場の変動による利益を得るため」
に売買を行っているに他なりません。
場合によっては
「相場の変動による損失から手を引く為の売買(いわゆる損切り)」
も行われていますが、
いずれにせよ、投資家やトレーダーは
「相場の変動による利益を得る事」
を目的に売買を行っているという事。
そしてその対象となるものの、
需要と供給のバランスによって相場は変動していくという事です。
そして重要なのが次。
その投資家やトレーダー達は何を「基準」に売買しているのか
投資家やトレーダー達は
「相場の変動による利益を得る」
事を目的に売買を行なっているわけですが、
もちろん、当てずっぽうに売買を行っているわけではありません。
では、一体彼らは何を「基準」に売買しているのでしょうか。
つまり、何を基準に
「売買によって利益を生み出せるタイミング」
などを判断して売買しているのかという事ですが、
ここで出てくるのが相場の世界において俗に
「ファンダメンタル」
「テクニカル」
と呼ばれているものにあたります。
多くの投資家・トレーダー(=相場)を動かしている
「テクニカル」と「ファンダメンタル」とは。
相場は
「ファンダメンタルとテクニカルによって動いている」
と言っても過言ではありません。
実際に、このファンダメンタルとテクニカルが
多くの投資家・トレーダー達の
「相場を捉える(分析・予想する)視点」
であり、これは僕がメンターから教わっている
ノウハウや手法についても例外ではありません。
そして投資家・トレーダーの
「売り買いにおける判断基準」
が
「ファンダメンタル」
「テクニカル」
である傾向にある事から、
「相場がこれらによって動いている」
と言う考え方が、相場の世界の「常識」として
多くの投資家、トレーダーにそのまま浸透しているわけです。
「ファンダメンタル」と「テクニカル」についての知識を深めよう。
このファンダメンタルとテクニカルは、
→対象となる相場に関連する内部的、外部的な情報
「テクニカル」
→過去から現在までの相場の動き(値動き)に関する情報
と言われています。
わかりやすいのはテクニカルで、簡単に言うと、
「1時間刻みで見ると、この時間の最安値、最高値はいくらだった。」
こういった
「“相場の値動き”に関する情報全般」
がテクニカルに該当するものになります。
一方、ファンダメンタルに該当するものとしては、
「B社の昨年の業績はこうだった。」
こういった売上高や利益などの業績や資産、負債などの財務状況がそれにあたります。
上記はファンダメンタルに付随する「内部的な情報」になりますが、
といったように、
“投資対象となるものの相場(値動き)に影響を及ぼす「外部的」な要因”
にあたるものもファンダメンタルに付随する外部的な情報にあたります。
上記はイメージしやすいように「企業(会社)」の株を例にしましたが、
為替や金、仮想通貨などの他の投資対象でも同様で、
「投資対象の相場に影響を及ぼす内部的、外部的な情報」
の事を、総じてファンダメンタルと呼ばれているわけです。
そして、上記のような
・相場に影響を及ぼす内部情報
・相場に影響を及ぼす外部情報
を分析して今後の値動きを予測する事をファンダメンタル分析。
過去の(今現在までの)テクニカル(値動き)を分析して
今後の値動きを予測する事をテクニカル分析と呼ぶのが一般的です。
「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」。
ここまでの、
「ファンダメンタル」
「テクニカル」
についての基礎的な解説を踏まえた上で、この
「ファンダメンタル分析」
「テクニカル分析」
を一言で表現すると、
「ファンダメンタルズ分析」=「相場に影響を及ぼす過去の(確定している)内部情報や外部情報から未来の値動きを予測する分析法」
という事になります。
以前、用語解説の際にちらっと触れましたが・・
→ 「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」
今回はそれぞれを深掘りして解説していきますね。
「ファンダメンタルズ分析」の本質を深掘る。
ファンダメンタルズ分析は1つの「原則」として
“相場は常に「本質的価値」に近づいていく。”
と言われています。
この「本質的価値」とは何なのかを、
一言で言えば「適正価格」と言っていいと思います。
例えば株式投資を行う場合、先ほどお伝えした通り、
「B社の昨年の業績はこうだった。」
「この法案が可決されるとC社のような業種の事業は有利になるだろうな。」
こういった、
・相場に影響を及ぼす内部情報
・相場に影響を及ぼす外部情報
を元に投資対象とする個別銘柄を選定したり、
買うべきなのか、売るべきなのかを判断していくという事になります。
そしてその判断材料となる内部情報・外部情報を得る為に、
ニュースや決算説明書類などを読んで、
「増え方や減り方はどのくらいだろうか」
「それは一時的なものだろうか、恒常的だろうか」
「将来性はどうだろうか」
などを分析して、
・その株が持つ本質的な価値(適正価格)に対して、今現在の株価は高いのか(割高なのか)
・その株が持つ本質的な価値(適正価格)に対して、今現在の株価は適正価格なのか
を判断して、
・本質的価値(適正価格)よりも今現在の価値が低ければ買い時
・本質的価値(適正価格)よりも今現在の価値が高ければ売り時
という形で投資を行っていくわけです。
そして長期的(数ヶ月・数年)な視点で見ると、
「その株が持つ本質的な価値(適正価格)に、相場が近づいていく」
という理論ですね。
そしてこの
「本質的価値を分析していく行為」
こそがファンダメンタル分析であり、
この原則を徹底して追及した投資を行っている人物こそが
「世界一の投資家」
と言われるウォーレン・バフェットなんですね。
投資の世界においては間違いなく「最も成功している人物」である
あのウォーレン・バフェットが
「相場は常に本質的価値に近づいていく」
という理論の投資法で文字通り世界一成功しているわけですから、
これは投資における1つの「答え」であると言ってもいいと思います。
ただ、ここまで解説してきた通り、この原則は
「相場を長い視点(数カ月、数年)で見た上での理論」
であり、当のウォーレン・バフェットもそのように言及しています。
現にウォーレン・バフェットは
この理論に則った「長期投資」を徹底した事によって、
今の財(資産)を築いているわけですから、
この理論の「裏付け」としてこれ以上のものはありません。
つまり
「相場は常に本質的価値に近づいていく」
という理論は
「数秒後、数分後、数時間後、数日後・・といった短期間(短時間)を前提とする理論ではない」
という事を意味します。
要するに、ファンダメンタル分析によって、
「短期的な目線で今の株価が上昇するのか下落するのか」
を予想することは難しいので、
「これから短期的に相場がどう動くか」
ではなく、
「今の相場が本質的な価値と、どのくらいの差があるか」
を考えて「長期的な目線で投資していく」という事ですね。
よって、ファンダメンタル分析のみで売買を行う場合においては、
・スイングトレード(数日~数週間でのトレード)
・デイトレード(一日以内でのトレード※翌日にポジションを持ちこさない)
・スキャルピングトレード(数秒~数分での超短期トレード)
という投資スタイルには「向いていない」という事になります。
→投資法の種類とスタイル
僕がファンダメンタル分析や長期投資を「行っていない」理由。
・・と。
ここまでファンダメンタルについて長々と解説してきたわけですが、
「僕はファンダメンタル分析を用いた長期投資は現状行っていない」
のが現状です。
というのも、以前もお伝えした通り、
僕が今現在学び、取り組んでいるのは
・外国為替取引(FX)
・仮想通貨(ビットコインFX)
を投資対象とした
・スイングトレード(数日~数週間でのトレード)
・デイトレード(一日以内でのトレード※翌日にポジションを持ちこさない)
・スキャルピングトレード(数秒~数分での超短期トレード)
なので、
ファンダメンタル分析を重視する長期的な投資については
「現状ほとんど手をつけていない」んですね。
ちなみにこれも以前お伝えしましたが、
僕には株取引をメインにファンダメンタル分析を教えてくれるメンターもいます。
そちらも精力的に取り組めば結果を出せる事は目に見えているんですが・・
現状は、そちらはまだほぼノータッチというか、
手を付けられていないのが実情です。
ファンダメンタルとテクニカルは
「いずれも相場の値動きに大きく影響を及ぼしている」
と言われていて、相場においては、
・「投資対象の本質的価値」を分析・判断して売買を行う投資家
・チャート(過去の値動き)から「投資家心理」を分析・判断して売買を行う投資家
・その「両方」から分析・判断して売買を行う投資家
がいるわけですが、僕は今、
「ファンダメンタル分析は一切無視した“テクニカル分析一本”の手法」
を学び、
・外国為替取引(FX)
・仮想通貨(ビットコインFX)
を投資対象としたトレード(投機)にのみ取り組んでいる状況にあるわけです。
・・・それは何故か。
ここからはここまで長ったらしく解説してきた
ファンダメンタル分析の本質を踏まえて、
「なぜ僕はファンダメンタルを無視して、テクニカル一本でのトレード(投機)に取り組んでいるのか」
という点について解説していきます。
「稼ぐ」事が目的の初心者であれば、ファンダメンタルズ分析ではなくテクニカル分析を学ぶべき「4つ」の理由。
なぜ僕はファンダメンタル分析重視のメンターの教えではなく、
テクニカル一本のメンターの教えを先に取り入れていったのか。
その理由は大きく分けて「4つ」あります。
それが、
1、ファンダメンタルよりもテクニカルの方が「合理的」に資産を膨らませていく事ができるから
2、一般的なテクニカルやファンダメンタルよりも、勉強量と実践ハードルが低いから
3、ファンダメンタル分析は不確定要素が多いから
4、ファンダメンタルは情報スピードに開きがあり公平に勝負できないから
です。
もちろんこれは僕が教えを受けているメンターの
テクニカル分析の手法・ノウハウありきな部分もありますが、
それぞれ噛み砕いて解説していきますね。
1、ファンダメンタルよりもテクニカルの方が合理的に資産を膨らませていく事ができるから
まず大前提として、
全ての投資家・トレーダーと同じように、
僕が投資(投機)する動機(目的)も「稼ぐ為」です。
これは、あなたも同じはず。
そしてここまでもお伝えしてきた通り、
ファンダメンタル分析はあくまでも「長期投資」を前提に行なっていきます。
一方、テクニカル分析は、
・スイングトレード(数日~数週間でのトレード)
・デイトレード(一日以内でのトレード※翌日にポジションを持ちこさない)
・スキャルピングトレード(数秒~数分での超短期トレード)
といった投資スタイルで
長期投資に比べて短期間・短時間で相場を分析・予想し、
利益を確定させていく事が可能になります。
この時点で、
「一度の売買取引(トレード)」→「利益確定」
までのサイクル(期間・時間)が大きく変わってくるのがわかると思います。
そしてその獲得利益を、さらにまたトレードに投じていく。
こうする事で雪だるま式に資産を増やしていく事ができるわけですが、
長期投資ではそのサイクルがものすごく長い視点になってしまうわけですね。
単純な話で、短いスパンで
「利益確定→再投資→利益確定→再投資→・・・」
と資産を回す事ができれば、
その分資産が増えるスピードも規模も上がるという事です。
つまり
「今ある資産を効率的に増やす(つまり稼ぐ)」
という点にのみフォーカスした場合、
長期投資よりも短期目線での投機(トレード)を選択した方が合理的なわけです。
ここで
「短期投資にファンダメンタルは影響しないの?」
という疑問が湧くと思いますので、少し補足しておきますね。
短期投資にファンダメンタルは影響しないのか?
先ほど解説した通り、
ファンダメンタル分析は「本質的価値」を分析して、
大局を見て長期投資していくスタンスになります。
もちろん、相場は短期的・中期的に「上げ下げ」を繰り返していきます。
ただ、長期的に見るとどんどん本質的価値(適正価格)に近づいていくわけです。
とはいえ、
「短期投資にファンダメンタルは一切影響しないのか?」
というと決してそうではありませんし、
短期的に見てファンダメンタルが大きく影響する事もあります。
例えば
・阪神大震災や東日本大震災のような天災
・特定の企業やその経営者による不祥事
などなど、
その投資対象を揺るがすような特別な「何か」があれば、
ファンダメンタルによって
短時間・短期間で相場が大きく変動する事もあります。
もの凄くタイムリーな例で言えば、
今回の新型コロナウイルスによる「コロナショック」なんかもそうですね。
今まさに、リーマンショック級の出来事が
「コロナショック」として相場で起きているわけです。
詳しくは後ほど解説しますが、
そういった状況になってしまった際、
つまり相場そのものに大きな波が起きた場合は、
“一般的には”テクニカル分析で勝つ事は原則として難しくなります。
【補足】ーーーーーー
ここで“一般的には”と強調したのは、
「そういった暴落(冒頭)相場でも利益を積み重ねるロジックもある」
という事を意味しますが、
あくまでも一般的なテクニカル分析では歯が立たないという事です。
(※その具体的なロジックについても次回以降解説します)
ーーーーーーーーー
だからこそ、
「そういうリスクの高い相場でリスクを最小限に抑える」
事が重要となり、
それをテクニカルから分析していくロジックが必要になるわけです。
ただいずれにせよ、それらは極めて「特殊」なケースです。
そしてそういった有事が起きるのかどうかを「予測」する事はできません。
いつ訪れるかもわからない「予測不能で特殊な有事」を分析して、
さらに「短期的な視点で相場を想定していく」事だけを目的に
ファンダメンタル分析を行っていくのはどう考えても不確実ですし、非合理的です。
そういった特殊なケースを除いて、
長期投資においてファンダメンタルが大きく介入(影響)する事はあっても、
短期投資においてファンダメンタルが大きく介入(影響)する事は滅多にありません。
なぜなら、投資対象となるものの「価値」が
数秒、数分単位で、そこまで大きく変動するような事など、そうそう無いからです。
つまりそういった「特別なケース」を除くと、
投資対象となるものの「価値」の指標となるファンダメンタルは基本的に
「相場の長期的な動きを形成していく要因に他ならない」
という事です。
逆にここで挙げたような「特別なケース」を除いて、
ファンダメンタル分析のみで
数秒後、数分後といった短い時間の相場の値動きを
予測し、想定する事はまず「不可能」だと思います。
それこそ数秒、数分という時間で、
その投資対象となるものの「価値」や、
その価値を分析する投資家達の視点などが変わる余地は、
ほぼ無いに等しいからです。
数秒後、数分後といった「短時間」で相場を動かす要因は何なのか。
じゃあその
「数秒後、数分後といった短時間で相場を動かす要因」
はなんなのか?
それこそが「テクニカル分析」になります。
短時間(短期間)で相場を動かす「テクニカル分析」の本質。
おそらく、
「テクニカル分析」=「チャートの分析」
というイメージを持たれている方も多いと思いますが、
それは先ほどのファンダメンタル分析と同様にあくまでも「表面的」な話です。
確かにテクニカル分析は
チャート(過去から現在までの値動き)を分析していきます。
「過去の相場の値動き」は全て「チャート」から確認する事ができますので、
そのチャートからトレンドやパターンなどを把握して
今後の株価、為替動向を予想していくわけですね。
この「チャート」についても以前解説しましたが、要は
“過去の値動きがこうだから、今後はこうなりそうだ”
という点をチャートから予測・分析していくのがテクニカル分析です。
当然、株ならその企業、為替なら特定の通貨ペアなど、
投資対象のチャート(過去の値動き)は1つで、
どのトレーダーも「同じチャート」を参照しているわけですが、
テクニカル分析の「手法」はトレーダーによって千差万別です。
よって同じチャートを見ているのに、
「ここまで下げたから、ここから上がるはずだ」
「いや、このパターンは、まだまだ下がるだろう」
と、それぞれのトレーダーによって手法や思惑(心理動向)が違うわけです。
そしてそのチャートを分析する事の「本質」を辿ると
「相場の値動き(チャート)を分析している投資家やトレーダー達の心理」
に辿り着きます。
つまり、数秒後、数分後といった
短時間で相場を動かす要因はあくまでも
「相場の値動きを分析している投資家やトレーダー達の心理」
であり、
「過去から現在までの相場の値動き(チャート)」
を踏まえた上で、過去の統計などを交えて
・「買い」の心理が強く働く可能性が高いのか
・「売り」の心理が強く働く可能性が高いのか
といった投資家やトレーダー達の瞬間的な心理の偏りを分析していく事が、
テクニカル分析の本質にあるという事。
そしてこの
「過去から現在までの相場の値動き(チャート)」
「相場の値動きを分析している投資家やトレーダー達の瞬間的な心理」
を分析・予想していくテクニカル分析は
まさに数秒、数分といった「短時間の値動き」を捉える上で有効になります。
ただこれはあくまでも
短期的なトレード(投機)にのみ有効であり、長期投資には向きません。
投資家達の「瞬間的な心理の偏り」を分析していくわけですから、
数日、数カ月、数年という期間の値動きを予測、想定する事は出来ないわけですね。
つまり、テクニカル分析は
1時間よりも1分、1分よりも1秒と、経過する時間の範囲が短いほど、
「その間の心理動向と、相場の値動きを正しく捉える事が出来る可能性が高くなる」
と言えるという事です。
そして
「経過する時間の範囲が短いほど、正しく相場を捉える事ができる」
という事は、
必然的に一回一回の売買取引(トレード)のサイクルも早くなります。
つまりファンダメンタル分析を用いた長期投資ではなく、
テクニカル分析を用いた短期投資を実践した方が
「効率的に資産を増やす」という目的を合理的に達成していけるという事です。
そして僕が教えを受けているメンターは、
ファンダメンタル分析を一切無視した、
「投資家達の瞬間的な心理の偏りを突き詰めたテクニカル分析」
を1つのロジック(手法)として確立しているというわけですね。
そして僕自身も、
実際にそのロジックを学び、実践しているわけですが、
一般的にはあり得ないような勝率・利回りを叩き出す事ができています。
そのあたりの詳細についても、
次回以降に実際の事例や実績を交えながら公開していきますが
以前もお伝えした通りこのロジックは
・相場を捉える「精度」の高さ
・「損失リスク」の低さ
が一般的な手法やノウハウとは比較にならないんですね。
ぶっちゃけ、当初は
「短期投資はリスクが高い」
と思い込んでいましたが、
蓋を開けてみればそれが「間違い」だったわけです。
・・まあ、ネット上には
再現性の無いデタラメな情報を発信している人も沢山いますので、
一概に
「短期投資がリスクが高いというのは間違いですよ」
というには語弊があるかもしれませんが
正しいロジックをしっかりと本質から腑に落として学べば
損失リスクを極限まで押さえながら利益を積み重ねていく事ができるわけです。
ちなみに僕が学んでいるロジックは、
「勝つ為のロジック」
というよりも
「負けない為のロジック」
と言ってもいいくらいガチガチに損失リスクを下げています。
まあ、そのあたりの具体的な部分については
話が脱線するので次回に持ち越すとして・・
まとめると、
・長期投資よりも短期トレードの方が合理的に資産を増やす事ができる
・メンターのロジックは相場を捉える「精度」が高く「損失リスク」が極めて低い
だからこのロジックを学ぶに至った・・
と言いたいところなんですが
それだけでは実際に学び・トレードに至るまでの
「動機としては弱かった」
というのが実際のところです。
その上で、僕がファンダメンタル分析を重視した長期投資ではなく
テクニカル分析一本での短期投資を行うに至った、1番大きな2つ目の要因。
それが以下になります。
2、一般的なテクニカルやファンダメンタルよりも、勉強量と実践ハードルが低いから
先に断っておくと、
これは僕が学んでいるロジック(手法)ありきの要因になります。
それが
「そのロジック(手法)の習得→実践のハードルが低かった」
からであり、
それが最終的な決め手となって、実際に取り組み始めた経緯にあります。
っていうのも、当時の僕は
いくら合理的に資産を増やす事ができるのがわかっていても・・
いくらそのロジックの「精度」が高くても・・
いくら「損失リスク」が低くても・・
「テクニカル分析なんて結局、専門的なノウハウやスキルが必要不可欠なんでしょ?」
という偏見を持っていたんですね。
いかんせん超がつく程「専門用語アレルギー」の僕ですから、
いくら「やれば稼げる」のがわかっていても、
「難しくて同じように再現できないだろうな」
と思っているうちは、重い腰が上がらないわけです。
それこそ
「それならビジネスに精を出した方が確実だな」
と、目の前の不安から逃げるわけですよ。
・・ただ、これはあながち偏見というわけでもなく、
実際に世間一般的に提唱されているテクニカル分析の手法の多くが、
トレード初心者にとっては専門的で難解な印象を受けます。
テクニカル分析について
少し学んだ事のある方ならわかると思いますが、
・ボリンジャーバンドがなんちゃら・・
・三尊天井(トリプルトップ)や逆三尊(トリプルボトム)がなんちゃら・・
と解説されても、
専門用語のオンパレードで何のこっちゃよく分からないですよね。
さらに言えば、
「この指標とこの指標を合わせて・・」
みたいな事を提唱する人もいます。
本来、一つのロジックでエントリーから撤退ロジックまで完成してるのに、
複数混ぜたら再現性がなくなってしまうんじゃ・・?と思いますが、
そのあたりについては話が脱線するので別の機会に掘り下げるとして。
要するに「テクニカル分析」1つでも、
人によって千差万別に多くのロジックや手法が提唱されているわけです。
もちろん、それらの手法を否定するつもりはないんですが、
実際のところ、それらを学んでトレードしている人も、
そのロジックを「理屈」から自分の腑に落として
トレードしている人ってほとんどいないと思うんです。
要するに、チャートとそれらの指標だけを見て、
「このサインが出たからエントリーする」
みたいな。
冒頭でもお伝えした通り、
どのロジックに関しても、
その理屈までしっかりと理解していなければ、
当てずっぽうにトレードしているのと変わりありませんから、
「このサインが出たからエントリーする」
というようにトレードしているだけでは、
勝率や損失リスクをコントロールしていく事はできません。
そして失敗しても、その原因を突き止める事ができないわけです。
逆に言えば、
「そのロジックの理屈」自体が専門的で難しければ、
いくら勝率が高く損失リスクが低くても、
僕のような初心者が「習得」→「再現」する事ができないわけですね。
その点、僕が学んでいるテクニカル分析のロジックは
小難しい専門用語も出てここないし、
そのロジックの理屈自体がシンプルで、
実践(トレード)までのハードルも低かったというわけです。
ちなみにメンターから
このロジックのトレードルールの講習をしてもらった際に、
かかった時間はわずか2時間ほど。
ただこれはあくまでも
僕の知識が0ベースであった場合の話なので、
ある程度の基礎知識がある方ならもっと早く講習が終了してしまうと思います。
つまりそれだけロジックそのものの学習ハードルは低いという事です。
もちろん、売買取引の判断材料としていく指標は「1つ」だけなので
・ボリンジャーバンドがなんちゃら・・
・三尊天井(トリプルトップ)や逆三尊(トリプルボトム)がなんちゃら・・
など、あれもこれもと覚える必要はありません。
また、そのロジックの理屈自体もシンプルで
初心者の僕でもすぐに理解できるレベルだったんですね。
要は1つのシンプルな指標に則って
売買取引(トレード)をしていくだけなので
「いつ買うか」
「いつ売るか」
という答えが明確にチャートに出ているので、
「あれ、この場合はどうしたらいいのかな?」
という「不確定要素」がないという事。
そのあたりの具体的なロジックの特徴や強みなどについても、
今後このシリーズでは解説していきますが、
兎にも角にも、
「そのロジック(手法)の習得→実践のハードルが低かった」
からこそ、こんな僕でも「やってみよう」と思えたわけです。
それが2つ目の要因。
そして3つ目の要因が以下です。
3、ファンダメンタル分析は不確定要素が多いから
先ほど解説した通り、
ファンダメンタル分析では
・相場に影響を及ぼす内部情報
・相場に影響を及ぼす外部情報
を判断材料として売買取引を行なっていく事になります。
そしてその内部情報・外部情報を
ニュースや決算説明書類から取得し、分析・予想していくわけです。
そしてファンダメンタル分析においては、
株や為替、仮想通貨など、どの相場を分析する上でも、
「時代の流れと共に常にあらゆる情報を複合的に分析し、洞察できる能力」
が必要になります。
この時点で勉強すべき事柄が山のようにあるわけで、
0スタートの初心者がその能力をモノにしていくには相当な時間と労力が掛かります。
そこに加えてファンダメンタル分析は、
「相場を動かす要因(基準)となる答えを定め難い」
という側面もあります。
先ほど解説したように、
・9.11などのような特定の国を対象としたテロ
・阪神大震災や東日本大震災のような天災
・特定の企業やその経営者による不祥事
などなのように、
その投資対象の「現在の価値」や「将来性」の判断を
大きく揺るがすような何らかの情報が
1つのファンダメンタル要因として出回れば、
「それが引き金となって短期的に相場が大きく変動する事」
もあります。
まさに今回の新型コロナウイルスによる
「コロナショック」もそれにあたるわけですが、
このリーマンショック級のコロナショックもまさに
「相場を動かす答え(基準)となるもの」
が定め難く、実際に多くのトレーダーや投資家達が
この「異常な相場」に続々と焼き尽くされている状況にあるんです。
そしてそういった状況になってしまった際、
つまり相場そのものに大きな波が起きた場合は、
テクニカル分析で的中させていく事は“一般的には”難しくなります。
川で例えるなら、
ファンダメンタルは「大きな川」そのもので、
テクニカルはその「大きな川の中の細かい流れ」という感じ。
今回の新型コロナウイルスで起きたコロナショックのように、
大氾濫が起きている川(相場)において、
その川(相場)の細かい流れを読む事は難しくなるわけです。
ただ先の通り、
これはあくまで一般的なテクニカル分析における話であって
「そいうった大氾濫している川(相場)でも利益を積み重ねるロジック」
も存在します。
そこに加えて
「損失リスクを抑える撤退ロジック」
を兼ね備えた手法を取り入れる必要があるという事。
そして僕が学んでいる手法は
そこまでを加味したロジックになっているという事です。
・・ただ、これも先ほどお伝えした通り、
上記のような(今回のコロナショックのような)ケースは極めて「特殊」です。
そしてその特殊な例を除いた「短期目線」での相場においては
テクニカル分析によって分析・予測していく事が可能になり
「答え(基準)となるもの」
がチャートに明確に出るので、
ファンダメンタル分析のような不確定要素がなくなるわけです。
また、テクニカル分析はその本質として
「過去の値動きに対する投資家心理の共通性、規則性を見つけ出す事」
である以上、
そのような「心理動向」における規則性は、
市場(相場)によって変わるものではなく、
どの市場、どの相場でも普遍的に駆使していく事ができます。
つまりあれもこれもと学ぶ必要はないし、
1つのロジック(ルール)さえ覚えれば
どの市場(相場)でも利益を生み出していく事ができるという事です。
逆に言うと
「このテクニカル分析のロジックは為替のみに有効です」
といったように、
「特定の市場にのみ特化しているテクニカル分析の手法(ロジック)」
は、
・テクニカル分析の本質を押さえられていない表面的なロジックである(永久的に使えない)
・ファンダメンタルも加味したロジックである(時代によって通用しなくなる)
である可能性があると捉える事もできます。
そのあたりについても話が脱線するので別途記事にしますが、
「テクニカルの本質を踏まえた正しいロジック」
を学べば、
「不確定要素を排除した、半永久的に通用するトレードスキル」
を習得していく事ができるわけです。
これが3つ目の要因。
そして最後の要因が以下です。
4、ファンダメンタルは情報スピードに開きがあり公平に勝負できないから
これは言ってしまうと本末転倒かもしれません。
っていうのも、
いくらファンダメンタル分析を勉強して
相当な知識や経験を積んだとしても「超えられない壁」があるんですよね。
それが、ファンダメンタル要因によって
短期的な相場での「恩恵」を預かれるような人は、
「そのような情報を多くの人よりも早く手に入れる事ができるような人」
に限られる・・という事です。
つまり、ファンダメンタル要因となる内部情報や外部情報を
「得られるスピード(速さ)」
に大きな「開き」があるので「公平じゃない」んですよね。
例えばテレビやネットニュースを作っている(報道している)人達。
彼らはその情報を得る僕たちよりも、
先にその情報を入手しているわけですよね。
その人たちが情報を流してくれなければ、
僕らは知る事ができないので。
そしてそのテレビやネットニュースを作っている人達に
情報を渡す人は、もっと早い段階で情報を入手している。
要は、僕たちがその内部・外部情報を手に入れる頃には、
既に多くの人がその情報を入手しているわけですよ。
これ、フェアじゃないですよね。
っていうか、僕らに情報が入ってきた時には
既に相場に仕込まれている可能性だって高いわけです。
よって、ファンダメンタル分析で短時間の値動きを判断できるのは、
有利な立場であらゆる情報を手にできる
ごく一部の人に限られるという事です。
その点、チャートは世界同時進行で動いていますから、
そのチャートのみを分析していくテクニカル分析であれば、
そういった「情報格差」は生まれません。
あとは勝てるロジックを持っているかどうか、だけだという事です。
ただもちろん、テクニカル分析であれば
どんなロジックや手法でもいいというわけではありません。
テクニカル分析と一言で言っても、
ロジックや手法はたくさんありますし、
胡散臭い再現性の無い情報もたくさん販売されています。
今後はそのロジックの見極め方などについても触れていこうかなと。
総括と補足。
そんなこんなで、今回は投資・投機の世界で成功する為に抑えるべき基礎である
・「相場」の本質
・「テクニカル」と「ファンダメンタル」の本質
について解説しながら、それら本質を踏まえた上で
「僕が今のテクニカル分析一本の手法を学び・実践している理由」
についてお伝えしてきました。
かなり長くなってしまいましたので、
念の為に以下に箇条書きしてまとめておきますね。
【投資・トレードで成功する為の原則】
・投資家、トレーダーとして「勝ち組」になるか、「負け組」になってしまうかは、「相場の動き(値動き)を高い精度で捉える(読み取る)事ができるかできないか」で決まる
・その相場の値動きを捉える(読む)為に、多くの人は、相場の値動きを捉える為の判断材料となるもの(手法やノウハウ、トレードルールなど)を手するが「それが相場の値動きを捉えていく(読む)のに有効なものなのか」を事前に判断する(見極める)必要がある。
→でも、そもそも「相場に対する根本的な理解」がなければ、その判断(見極める事)もできない。
【相場の本質】
「相場とは?」
→投資対象を「買う人」と「売る人」が合意の上で「売買」を行っているからこそ「相場」が生まれている
「相場はなぜ動く?誰が動かしている?」
→「相場」というものは投資家、トレーダー達の売り買いによって動く(動いている)
→「売り」と「買い」の強弱のバランス(需要と供給のバランス)の偏りが強い方に相場は動く
・その投資家やトレーダー達は何を「目的」として売買を行っているのか
→「相場の変動による利益を得るため」に売買を行っている
・その投資家やトレーダー達は何を「基準」に「売買によって利益を生み出せるタイミング」などを判断して売買しているのか
→それがファンダメンタルとテクニカルであり、「相場はファンダメンタルとテクニカルによって動いている」と言っても過言ではない
【多くの投資家・トレーダー(=相場)を動かしている「テクニカル」と「ファンダメンタル」とは。】
「ファンダメンタル」→対象となる相場に関連する内部的、外部的な情報(売上高や利益などの業績や資産、負債などの財務状況など)
「テクニカル」→過去から現在までの相場の動き(値動き)に関する情報全般
・上記のような対象となる相場に関連する内部的、外部的な情報を分析して今後の値動きを予測する事をファンダメンタル分析、過去の(今現在までの)テクニカル(値動き)を分析して、今後の値動きを予測する事をテクニカル分析と呼ぶのが一般的。
・ファンダメンタル分析の本質は1つの「原則」として“相場は常に「本質的価値」に近づいていく。”と言われている。
→この「本質的価値」を一言で言えば「適正価格」であり、世界一の投資家、ウォーレンバフェットが提唱している理論
・「相場は常に本質的価値に近づいていく」という理論は「数秒後、数分後、数時間後、数日後・・」といった短期間(短時間)を前提とする理論ではなく、「長期的な目線で投資していく」事を前提としている
・「数秒後、数分後といった短時間で相場を動かす要因」がテクニカル分析
→テクニカル分析の「本質」を辿ると「相場の値動き(チャート)を分析している投資家やトレーダー達の心理」に辿り着く。
【僕がファンダメンタル分析や長期投資を「行っていない」4つの理由。】
1、ファンダメンタルよりもテクニカルの方が「合理的」に資産を膨らませていく事ができるから
→長期投資を前提としたファンダメンタル分析よりも、テクニカル分析による短期売買の方が、売買サイクルが早く合理的に資産を増やす事ができる
2、一般的なテクニカルやファンダメンタルよりも、勉強量と実践ハードルが低いから
→僕が学んでいるテクニカル分析のロジックは、習得→実践のハードルが低かったからこそ、こんな僕でも「やってみよう」と思えた
3、ファンダメンタル分析は不確定要素が多いから
→ファンダメンタル分析は基本的な勉強量が多い上に「相場を動かす要因(基準)となる答えを定め難く不確定要素が多い
→今回の新型コロナウイルスで起きたコロナショックのように、大氾濫が起きている川(相場)において、その川(相場)の細かい流れを読む事はできないから
4、ファンダメンタルは情報スピードに開きがあり公平に勝負できないから
→いくらファンダメンタル分析を勉強して相当な知識や経験を積んだとしても「超えられない壁」がある
→例えばニュースを報道している人などと僕たちのような一般人では、ファンダメンタル要因となる内部情報や外部情報を「得られるスピード(速さ)」に大きな「開き」があるので「公平」じゃない
・チャート(過去から現在までの相場の値動き)のみを分析していくテクニカル分析であればそういった「情報格差」は生まれない。
→あとは勝てるロジックを持っているかどうか、だけだという事。
・・とまあ、こんなところを掘り下げた感じですね。
できるだけ噛み砕いて解説してみたつもりですが、
全く無知な方からすると、
ちょっと取っ付きにくい部分もあったかもしれません。
今回、
「僕が今のテクニカル分析一本の手法を学び・実践している理由」
の「根拠」を伝える上で、
どうしても各本質的な部分は無視できないので、
1から噛み砕いて解説してきた次第です。
もちろん、今回お伝えした内容の理解を深めて頂くのが一番ですが、
今回で全てを理解しなくても大丈夫ですし、
少しでも投資・相場の基礎などについて興味を持って頂けたら幸いです。
次回以降は僕が実際に学んでいる手法について、
具体的な部分をお伝えしていければと思います。
それではまた次回。
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